イチョウ葉エキスについて
長年の研究の粋を尽くしたドイツのシュワーベ博士がイチョウ葉エキスの抽出に成功して以降、イチョウ葉エキスは世界中関心を集め、その効能は成分は研究され続けています。イチョウ葉エキスは、ヨーロッパではかなり以前から医薬品として認可され利用されています。耳鳴り、めまい、痴呆症などの治療薬として用いられているのです。イチョウ葉エキスはアメリカでは健康補助食品として重用されており、血流をよくして血管の機能を高めたり、記憶力や集中力を上げる効果があるとして販売されています。イチョウ葉エキスが広く認められている物質であることが、これらのことからもよくわかります。日本でもイチョウ葉エキスは高評価を得ています。医療品としてはまだ確立されていませんが、脳機能改善効果が認められるために痴呆症などを改善する効能が期待されているのです。イチョウ葉エキスは、１３種類ものフラボノイドや、ギンコライド、テルペンといった成分が含まれていて、その種類は豊富です。痴呆症を改善し、そして予防できるフラボノイドがイチョウ葉エキスには成分として含まれているのです。痴呆の原因は脳機能障害です。脳の血行が悪くなるためで、血流を良くすることによって予防・改善します。フラボノイドは、血管を拡張させ血液の流れを良くし、血液をサラサラにしてくれます。その効果によって痴呆を改善していきます。もちろんフラボノイドだけではなく、他の成分との複合的な作用の効果です。イチョウ葉エキスのサプリメントといっても、自分の症状にあったものを選ばなくてはなりませんね。話題の商品だからと深く考えず、目の前にたまたま並んでいたものなどを適当に選ぶのはよくないですよ。
イチョウ葉エキスの安全性
今イチョウ葉エキスというのが注目されていますが、日本でもそのサプリメントやドリンクなどが、健康補助食品として販売されるようになりました。イチョウ葉エキスの多くは、脳内の血液循環促進と脳細胞活性化の効果あるというサプリメントとして販売されています。このサプリメントには、イチョウ葉エキスのパワーだけでなく、その他の成分を含めて配合されてあります。健康食品として毎日の生活に取り入れるために、このイチョウ葉エキスを使うのであれば、より安全性の高い、品質の良いものを選ぶようにしましょう。コラーゲンやビタミンといったサプリメントは、もともと人に不足しがちな成分ですから、気軽に摂ろうとされやすいサプリメントですが、イチョウ葉エキスは、期待される効果からもわかるように、脳に働きかけるという独特の成分です。ただ日本では医療品としては認められていませんから、多量に摂取することは勧められることではありません。このイチョウ葉エキスは、食品衛生法に基づいて健康食品としては取り扱われてはいるのですが、、メーカーによってその製法や品質にも大きな違いがあるのも事実です。安全性を考えると一日の摂取量をきちんと守る必要があります。イチョウには皮膚炎を引き起こす成分が含まれているために、注意が必要になります。イチョウの種は、私たちが食用としてたりもしますが、これにもけいれんを引き起こしてしまう成分が入っているといいます。特に子供には、安全を考えて十分注意するようにしましょう。大量に摂取すると死に至ることもあるようですが、イチョウの種の大人の一日摂取量は４粒となっており、量を守れば特に問題はないようです。
イチョウ葉エキスの成分と働き
今大変評判になっているフラボノイドの抗酸化作用は、イチョウ葉エキスに含まれるものです。活性酸素とは、本来体内を守るために作られるものですが、ストレスやウィルスによる影響を受けて、増えすぎてしまうという性質があります。活性酸素はこのように増えすぎると、細胞を破壊させるため、動脈硬化などの生活習慣病につながってしまうのです。このようにして増えすぎた活性酸素は、フラボノイドによって抑えることができます。血液の循環機能が正常に働くように、血管が修復、強化され、弾力も与えられるため、血液の流れはスムーズになる、というように症状が治まります。また、イチョウ葉エキスの成分には、ビロバライドという脳機能改善作用を持つものがあります。この作用が、集中力、記憶力を向上させるのに役立つのです。イチョウ葉エキスの他の成分として、ギンコライドというものがあり、これは血栓を防止してくれます。抗炎症作用という働きもあり、アレルギーの改善の役割もしています。イチョウ葉エキスに含まれているフラボノイドの一種カテキンも、抗酸化作用をする役目を持っています。これには血圧上昇を抑えてくれたり、血糖値や血中コレステロールを調節してくれたり、老化を予防したり、さらには抗菌作用もあります。すごい成分を持ったイチョウ葉エキス、豊富な成分とその働きで、私たちの体をまもってくれるのですね。